株式会社ふたつぶは、個性あふれる人たちが関わっています。ふたつぶが多様性を受け入れる大地ならば、関わるメンバーたちは種から芽が出て大きな木となっていく存在。この記事では、私たちが大切に育むメンバーを紹介します。今回は、COO（チーフオペレーティングオフィサー）の山村俊平さん（通称：しゅんちゃん）。お客様に寄り添い続ける、彼の想いをご覧ください。
▼現在の仕事内容
ふたつぶのCOOとして、会社全体の社内マネジメントを管理。クライアントワークではお客様の事業サポートをはじめとした、マーケティング支援、オンラインコミュニティの運営なども手がける。幅広い業務のなかでも主に、組織マネジメントや事業コンサルティングといった、経営に関わるような分野に携わっている。
▼これまでの仕事経験
株式会社 力の源カンパニーで、飲食ビジネスに約11年従事。店長、マネージャー、新規事業の立ち上げ、事業統括責任者など、店舗マネジメントから事業マネジメントまで、会社の経営と現場を繋ぐ役割を長年してきた。事業を丸ごと見てきたこれまでの経験は、今の仕事にも通じている。
▼インタビューのショート動画もぜひご覧ください！
ふたつぶに入社したのは「新しいチャレンジをしたかったから」
ふたつぶとの出会いは、「喫茶ふたつぶ」にお客の1人として伺っていたのが、きっかけだそう。
▼喫茶ふたつぶ
https://www.instagram.com/futatsubu_/
「その当時、僕は転職活動をしていた時期でした。社長が”ふたつぶで働かない？”と、声をかけてくださって。飲食業界から新しい分野（Webマーケティング等）に挑戦しようと思っていたので、すごく嬉しかったです。実は、他のマーケティング会社で内定をもらっていたのですが、副業がOKで自由な働き方ができること、糸島という場所でのライフスタイルも魅力的で、社長からのオファーを受けることにしました」。
新しいことを学びながら、自分でも事業をやっていける環境に飛び込んだ、しゅんちゃん。副業が許されている自由度もあり、成長できる場所でどんどん仕事の幅を広げている印象です。
ふたつぶに入って「マーケティング思考＝顧客視点で考えるクセがついた」
「入社して半年は、専門用語や仕事の進め方に慣れるまで大変でしたが、商売の本質・原点は一緒だということに気づいてから、シンプルに物事を考えられるようになりました。お客様のために何ができるか？ といった顧客視点は、どんな仕事にも共通すると思います。今までの経験と新しい知識、ふたつぶに入ってからの経験がリンクし始めて、仕事がしやすくなりました」。
しゅんちゃんのモットーは、お客様を見て仕事すること。お客様の役に立てることはもちろん、お客様に満足していただくためにどうするか？ を追究し、プラスの変化を与えていきたいという想いには、これまで培われてきたものが表れているのだと思います。
「お客様の成果に繋がるなど、精神的な報酬」にやりがいを感じる
お客様が成果に繋がった、成長できたという声をいただいた時に喜びを感じる、しゅんちゃん。
「人の成長と自分の成長が、昔から好きですね。自分も新しいことにチャレンジして成長したいですし、お客様や仲間が成長することに、喜びと価値を感じます。自分が関わる人たちが変化・成長し、一緒に高め合っていきたいです」。
ふたつぶは「主体性を持って取り組むことで、成長できる環境」
「ふたつぶで働くメンバーは、働く時間や場所に縛られない自由な働き方ができるという意味で恵まれていますが、見方を変えれば厳しいと思います。自由であることの反対には”責任”があり、自ら仕事をつくって考え、成果に繋げていく。言われたことをやるような受け身の人にとっては、厳しい環境とも言えます。どんな会社も主体性が必要ですが、主体性を持って取り組む人にとっては、最高の環境だと思います。常に様々なチャレンジをさせていただき、新しい世界を見ることができる環境に感謝です」。
「コーヒー豆のように、2つで1つの存在」である、ふたつぶ
ふたつぶを一言で表してもらったら「コーヒー豆」という、しゅんちゃんの答え。その理由をお聞きしました。
「喫茶もやっている、ふたつぶ。コーヒー豆の実は、ふたつぶの豆。つまり、”ニコイチ”です。お客様と2つで1つ、半分では成り立たないですし、対等であり一緒に寄り添う存在。何でも信頼関係ができていないと、事業や物事はうまくいかないと思います。お客様のために一緒になって解決していくのが、ふたつぶのスタイルだと思うので、”コーヒー豆”だと思いました」。
しゅんちゃんらしい回答に納得しながらも、”ニコイチ”について熱く語ってくださる姿が、とても印象的でした。
仕事では「お客様の視点に立って、その人に憑依するかのように考える」
お客様に寄り添うことを大事にしている、しゅんちゃん。寄り添う際に心がけていることは？
「〇〇さんだったら、どう考えるかな？ とか、相手の視点で考えるようにしています。先回りして提案したり、お客様に合わせて柔軟に対応したりなど、相手が受け取りやすいコミュニケーションが大切だと思います。言葉の表現、メッセージの送り方、絵文字の使い方、仕事のスピード感、事前準備といったものを、その人に憑依してイメージする感じです」。
「自然のなかに身を置くこと」が、大事な時間
「プライベートでは、自然のなかに身を置くことが好きですね。家族と一緒にキャンプや山登り、SUPなど。自然のなかに身を置いていると、人は自然に成長できるのだと感じます。自然は循環であり、変化そのもの。与えられた場所で、自ずと変化・成長できているのではないかと思います」。
これから目指していくところ
しゅんちゃんにとって、「自然」というキーワードが人生のテーマであり、世の中の流れとしても大事なことだと語ってくださいました。
「自然は循環のなかで成り立っています。ビジネスも自然と一緒だと思います。落ち葉が落ちて土に戻り、木や生き物が育まれていくように。売上が上がり利益が出て、利益を関わる方に還元して、新しいビジネスが生まれていく。これができている環境が自然だと思うし、人もビジネスも循環できているのがいい状態ですね」。
売上や利益だけを求めるのではなく、バランス良く自然に広がり成長していく様子が、まさにふたつぶが理想としている姿だと思いました。
「広げるのではなく、自然と広がる状態に。ふたつぶもみんなも、自然に成長していく輪ができたらいいなと思います。関わる人たちが変化し成長していきながら、笑顔が増えていく環境づくりをしていきたいです」。
編集後記（インタビュー裏話）
今回はしゅんちゃんの素敵な自宅で、インタビューさせていただきました。動画やインタビューが苦手というしゅんちゃんは恥ずかしそうにしながらも、思いのほか色んなお話（余談など）をしてもらって、終始とても楽しい時間でした。ちょうど夏休み中で、自宅にいたお子さんたちが静かに見守るなど、山村家の皆さんにもご協力いただきまして、本当にありがとうございます！
Text：ふたつぶ広報・西脇彩子
ふたつぶ広報よりお知らせ
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