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2023.12.22 / エシカルライフ

【ふたつぶの持続可能な暮らし #3】新入り広報、エシカルライフへの道 「湯たんぽのすすめ」

新入り広報の私(通称:あやぽん)と、喫茶ふたつぶ・店主の香織さんがお送りする対談コラム。このコラム記事では、ふたつぶが大事にしている「地球にも自分にもやさしい暮らし」について考え、香織さんとの対談を通して”やさしい暮らし”を実践する様子をお伝えしていきます。

今回のテーマは、湯たんぽ! 寒い季節におすすめのエコアイテムです。

第3回「湯たんぽのすすめ」

湯たんぽ

足元を温めてあげることが大事

あやぽん:湯たんぽをテーマにしたのは、私がホットカーペットを使ってるという話から始まります。1月に糸島へ引っ越して物を揃えるのに、カーペットは買うつもりでいました。冬だったので寒さをしのいで暖をとるために、ホットカーペットを取り入れようと思って。

12月になって、ホットカーペットを使ってるという話を香織さんにしたら、「湯たんぽがいいよ」とおすすめしてもらい、今回のテーマになりました。

香織さん:私は、ホットカーペットというワードで”電磁波”のことが頭に浮かんで、つい湯たんぽをすすめました。

私が湯たんぽを使い始めたのは、冬場に冷える足元を電気の暖房器具を使わないで温める方法がないかと調べたことがきっかけです。その時に、湯たんぽという選択肢を見つけました。

湯たんぽは知ってはいたけれど、それまで使ったことがなくて。調べていくうちに「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」という言葉も知りました。耳にしたことがある言葉だけど、当時はなんとなく頭を冷やして足元を温めるのは身体に良さそうって感じで。

今回のテーマにあわせて、「頭寒足熱」を調べてみました。なぜ足を温めるのがいいのかというと、足は身体の中で心臓から一番遠くて血流がどうしても悪くなりがち=冷えがち。足元を温めることで身体全体の血行が良くなり、身体の不調も改善されるそうです。

逆に、なぜ頭を冷やすのかというと、頭は脳が活発に動くから熱が溜まりやすいところ。そこを温めるのではなく、足元を温めてあげること。それによって、身体全体の体温バランスが取れ、健康にもいいという。改めて調べてみて、また腑に落ちました。

あやぽん:足元を温めるって、大事なことですね。

湯たんぽのおすすめ活用法

香織さん:あやぽんは家でカーペットの上に座って、低いテーブルでパソコンを開いて仕事するスタイルなのかな。あぐらをかくかわからないけど、あぐらをかいて湯たんぽを置いてあげると、足首や太もも周りも一気に全部温まりますよ。

座布団やカーペットの上でも湯たんぽを置くだけで下半身が温まって、意外と暖がとれると思うから、本当におすすめ!

あやぽん:ありがとうございます! 湯たんぽを寝る時だけでなく、普段の生活や仕事する時にそういう使い方ができるって、ありがたい情報です。

家ではホットカーペット+座布団の上に座り、ブランケットをかけてコタツみたいな感じにしています。仮にあぐらをかいたとして、湯たんぽを置きブランケットをかけたら、それだけですごく温まると思います。

ホットカーペットの温度をそんなに高くせずにいられると思うので、香織さんが少し心配されているような電磁波も弱まるかと。日々の電気代も抑えられそうですし、環境や身体にもやさしいならいいなと思い、湯たんぽを検討しています。

様々な素材がある、湯たんぽ

香織さん:湯たんぽの素材も色々あって、昔からある素材だと、トタン。他にもステンレスや銅製とか金属のものと、シリコンやゴムなどの柔らかい素材のものと、プラスチック。あとはそんなに種類が多くないけれど、陶器もあります。

私はベッドで足元を温める際に、陶器の湯たんぽを使っていました。朝までほんのり温かくて、良かったです。ただ足元に置くから、ベッドから落とさないようにするのが少々心配でしたね。

トタンの湯たんぽも持っていますが、それは使い勝手が結構良いです。ものにもよるけど、トタンは直火にかけられるものもあるから。温度が冷めてきた時に温め直しができるし、トタンは価格も比較的抑えめで、おすすめ素材です。

あやぽん:トタン、いいですね。湯たんぽを買うなら、昔ながらのタイプを使ってみたいと思っています。トタンで直火でも使えるのであれば、何かあった時に使えていいですし、カバーとかも色々ありそうですね。

湯たんぽカバーをカスタマイズ

香織さん:湯たんぽカバーは、すごいたくさんあると思います。湯たんぽによってサイズが色々あるから、すべての湯たんぽカバーが使えるわけではないと思うけど、ぜひ探してみてください。

市販では合成繊維のもの(フリースやマイクロファイバーなどの素材)が結構多いかもしれないです。手や肌に触れるものだから、なるべく自然素材のもの(コットン100%など)を選んで欲しいかな。

陶器の湯たんぽを使っていた時に、古くなったタオルで湯たんぽカバーを作りました。タオルはコットン100%のものが多いと思うし、厚みがあるから熱い湯たんぽを入れても持てます。

湯たんぽカバーの生地は薄すぎると熱を感じてしまい、身体の近くにあまり置けないこともあると思います。タオルくらい厚みがあるもので湯たんぽカバーを作ってみても良さそう。あと、タオルで包むっていうのもアリかもしれないです。

ただ火傷だけは、本当に気をつけていただいて。湯たんぽに入れるお湯の温度は、説明書に書いてあると思いますが。沸騰したばかりのお湯を入れるのは危ないから、少し冷ました70〜80度くらいのお湯を入れるのがいいっていう湯たんぽが多いと思います。

お湯を入れる口が狭いから、こぼさないように。湯たんぽは、じょうご付きで販売されているものもあるみたいです。

あやぽん:やっぱり、こぼす人いたんでしょうね。

香織さん:私もこぼしてしまうことがあるから。

あやぽん:わかりました! 気をつけながら使うようにします。

香織さん:火傷には気をつけてね。物は増えるけど、結構いいと思います。

トタンの湯たんぽ

用途によって、使い分けも楽しみたい

あやぽん:トタンもいいですが、シリコン素材とかもあるので、用途によって使い分けできそうですね。

香織さん:シリコンは使ったことがないからわからないけれど、柔らかいと思うから、寝る時はあまり気にしないで使えるのかなと思います。

私は料理や食材を保温する時にも使いたいというのがあって、汚れたらすぐ洗えるような金属のものがいいなと思い、選びました。

あやぽん:色々な種類があるし、それぞれに合わせて使えるのはいいですね。

香織さん:冬のキャンプとかに、湯たんぽを持っていく人も多いみたいです。

あやぽん:お湯を入れるだけで身体を温められて、いいですよね。私は湯たんぽを足元で抱えながら仕事するスタイルで、やってみようと思います。

あぐら+湯たんぽで、足元を温める

香織さん:あやぽんは、あぐらをかきますか? 座る時はどうしてますか?

あやぽん:座る時は、お姉さん座りですかね。あまり良くない組み方だと思うので、左右交互にしてますが、気づいたら同じ向きになっているかもしれないです。あぐらの方が良さそうなので、湯たんぽであぐらをかく習慣にしようかなと、思いました。

香織さん:スカートを履くことが多いですか?

あやぽん:スカートは履きますが、ブランケットをかけたら、わからないと思います。家では誰も見ていないですし、姿勢を気にしながら湯たんぽを抱えるスタイルでいきます。

香織さん:ぜひ! 私は、椅子の上でもあぐらをかいてますよ(笑)。

あやぽん:その方が足元が冷えなくて、いいですよね。

香織さん:我が家の場合は、湯たんぽをベッドの中で使っていましたが、猫と一緒に暮らすようになって、寝る時は湯たんぽがいらなくなりました。

あやぽん:猫が湯たんぽ代わりになるのは、良いですね。憧れます!

香織さん:いつか、ぜひ♪ そんな感じで、今回はこれくらいにしましょうか。

あやぽん:はい、ありがとうございます♡

香織さん:次回も日常会話の中から出てきたキーワードをもとに、お話していけたらと思います。また見てもらえると嬉しいです。ありがとうございました!


第4回へ、続く。

編集後記

今回の湯たんぽ編は、初回以上に録り直しをしてしまいました。だんだん沼にハマってしまい、収録の途中でお昼タイムを入れて仕切り直しとか。次はスムーズにいくといいのですが(笑)。そんな私たちの会話の様子も少しずつ変化していくと思うので、また感想などをいただけると嬉しく思います。

Text:ふたつぶ広報・あやぽん
Photo:喫茶ふたつぶ・香織さん

第1回「富山から糸島へ移住」
第2回「ミツロウラップをつかってみたら…」

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